昨年末にネットワークのリプレースを行いました。
とりあえず問題はなかったんですが、最近・・・
通常社外で運用しているノートPCが会社に戻ってきた時にプリンタに繋がらないという現象が少なからずでてます。
同一セグメントにある複合機にpingが飛ばないのにデフォルトゲートウェイにはpingが飛ぶ(もちろんインターネットも見れる)というもの。
症状としては
1. 問題PCと同一セグメント内にあるプリンタにpingが飛ばない
2. 問題PCと同一セグメント内にある別PCからはプリンタにpingが飛ぶ
3. Default GateWayにはpingが飛ぶ
4. 別セグメントのサーバファームにある各種サーバ、プリンタサーバにはpingは飛ぶ
5. インターネットにはつながる
・症状3と4、5からネットワークケーブルやHUBの問題では無いことは明白
・症状2よりプリンタ側の問題ではないことは明白
ん~わっかんね。
と、思ってたら・・・ん?ipに対してping飛ばないってことはarpが横取りされてんじゃね?と思い立った。
リプレースする前のネットワークでは、今のPCファームで使っているセグメントは使っていなかったわけだけど、普段外部で運用されてるPCだから、過去にどんなネットワーク設定につながってたかはわからない。
なので、とりあえずプリンタのIPアドレスのarpをクリアすることに。
コマンドプロンプトを管理者権限で実行して
arp -d 192.168.x.xxx
とプリンタのIPを打つだけ。
見事プリンタにpingが飛びました
これでスッキリ解決。
2014年1月30日木曜日
2014年1月29日水曜日
Illustratorのフィルタ効果を使った時に起きる印刷不具合の対処法
イラレ(Adobe Illustrator)でフィルタ処理を掛けたデータを複合機で出力した際に、色の変化が出てしまうことが有る。
この設定で出力すると問題なく出力された。
ただ、当然全体的に色味が変わるので、気になる人はデータを再調整してください。
(個人的に一般より写真のが設定した色に近い気がする)
こんな感じ
上の写真は、イラストレータでC20%の網を敷き、その上に文字を書き、背面複製した文字にガウスぼかしのフィルタ処理を掛けて出力したもの。
見ての通り文字の周囲のみ色が変化(薄く)なっている。
これは、元々イラストレータはPS(PostScript)のデータを複合機に送り、複合機側でラスタライズ処理をかけて出力するのだが、利便性を求めイラレ上でぼかしなどラスタライズが必要な処理を掛けれるようにしたため、PC側でラスタライズされる部分と複合機側でラスタライズされる部分が発生し、ラスタライズ時のカラー設定により色の差異が発生する事が原因で起こる現象だ。
すなわち、上の画像で言えば、文字と周辺の薄い部分がイラストレータ(PC側)でラスタライズされた部分、周囲の濃い色の四角が複合機側でラスタライズされた部分だ。
この現象がガウスぼかしだけでなく、イラストレータの「Photoshop効果」という所にはいっているフィルタを使うと起こる事になる。
赤で囲んだフィルタ全てで起こる
最初、対策が思いつかずメーカー(うちはRICHO製の複合機を使っているのでリコー)に相談した所、数十万円もするPostScript演算拡張ボードを買えと言われました。
そんなもの買う予算は、もちろん無い。
そこで、なんとか設定で回避できないかと考えた。
原因はわかっている。要はPCと複合機それぞれでラスタライズしなければいいのだ。
フィルタを掛けた時点でPC側でラスタライズされているのだから、全部PC側でラスタライズできれば問題ないはず。
色々試した結果、プリンタドライバのプリント設定で「印刷品質」を「一般」ではなく「写真(イメージデータ)」で出力すれば良いことが判明。
どうやら「一般」はPS(PostScript)データは印刷機で、それ以外はPCでラスタライズを行う設定で、「写真」は全てPC側でラスタライズする設定になるらしい。
※Richo以外の機械でも何処かしらにそういった設定が有るはずなので探してみてください。
Richoのプリンタドライバでは「印刷品質」中に設定があった
この設定で出力すると問題なく出力された。
ただ、当然全体的に色味が変わるので、気になる人はデータを再調整してください。
(個人的に一般より写真のが設定した色に近い気がする)
ばっちり出力されました。
2013年11月12日火曜日
VDIとかHypervisorとか
新しい環境で新しいネットワークとシステムを組むことになりそうです。
現在は下調べと布石の日々。
数年気にしてないうちにXen鯖が無料になってたりVDI環境が大幅に値下がりしたりと、ラストワンマイルの解決も相まってクライアントの仮想化が加速しているみたいですね。
新しい環境下でも利便性と情報セキュリティーの両立を目指してVDI化を模索中。
とは言え問題もおおいのですが・・・
とりあえずHypervisorの考察を備忘録として記載
Xen Server:
無償化になり仮想環境の低価格化の立役者。でもそれだけ?!
VMware:
ライセンスが発生するためXenと比べて50万ほど構築費に上乗せ確定。
しかし、RDSやMemoryOvercommitなど多彩な機能が魅力。またTrend MicroのDeep Securityとの相性がよく、各VM上ではなくHV上でのSecurity checkが可能になるため、多数のVMが同時にセキュリティースキャンを始めてリソースを食う、いわうる「セキュリティーストーム」を回避することができる。
また、未検証ではあるがXenに比べ新規VM構築時の手数が少ないとの報告もあり
HVではVMwareに軍配が上がる様子。
しかしVDIとしてはXenDesktopのが優秀という声が多い。
しかし、VMのHorizonViewはPCoIPなるプロトコルの採用で3DCADや動画などいままでのVDIではネックだった部分の解消を経ってる。
しかし、3G環境下でどれ位動くかは未検証だし、PCoIP対応のプリンタドライバってのもあるのか不明。
現在は下調べと布石の日々。
数年気にしてないうちにXen鯖が無料になってたりVDI環境が大幅に値下がりしたりと、ラストワンマイルの解決も相まってクライアントの仮想化が加速しているみたいですね。
新しい環境下でも利便性と情報セキュリティーの両立を目指してVDI化を模索中。
とは言え問題もおおいのですが・・・
とりあえずHypervisorの考察を備忘録として記載
Xen Server:
無償化になり仮想環境の低価格化の立役者。でもそれだけ?!
VMware:
ライセンスが発生するためXenと比べて50万ほど構築費に上乗せ確定。
しかし、RDSやMemoryOvercommitなど多彩な機能が魅力。またTrend MicroのDeep Securityとの相性がよく、各VM上ではなくHV上でのSecurity checkが可能になるため、多数のVMが同時にセキュリティースキャンを始めてリソースを食う、いわうる「セキュリティーストーム」を回避することができる。
また、未検証ではあるがXenに比べ新規VM構築時の手数が少ないとの報告もあり
HVではVMwareに軍配が上がる様子。
しかしVDIとしてはXenDesktopのが優秀という声が多い。
しかし、VMのHorizonViewはPCoIPなるプロトコルの採用で3DCADや動画などいままでのVDIではネックだった部分の解消を経ってる。
しかし、3G環境下でどれ位動くかは未検証だし、PCoIP対応のプリンタドライバってのもあるのか不明。
2009年10月14日水曜日
サーバー仮想化 其之弐
とりあえず物理サーバーのスペック
・DELL PowerEdge R410
CPU:Xeon5550 ×1 (8コアなので1CPUでおなかいっぱい)
メモリ:4G (足りない、8Gに増設予定)
HDD:SATA250G×2(Raid0仕様)
NIC:BroadcomGigaE×2
OS:WindowsServer2008 64bit
となっております。
一見HDDが足りないように見えますが、仮想HDDはIP-SANに作っているので問題なし。
それよりもメモリがまったく足りてない。
CPUはXeon3300やP4を移すので1サーバー1コア、負荷のかかるサーバーでも2コアあれば十分です。
とにかくXeon5550速すぎ!
サーバー仮想化 其之壱
しばらく間が空きました。
この間なにをしていたかというと「サーバーの仮想化」に取り組んでおりました。
仮想化前、社内には7台のサーバーがあり、しかも3台はデスクトップタイプ
しかもデスクトップ3台のうち2台はXPが走っているデスクトップというわけのわからん状態で、UPSも2台あるけども容量がいっぱいという極限状況。
さらに一番古いNECのサーバーにいたってはシングルコアのP4という・・・もうカオス、まさにカオス状態でした。
最初はまったく仮想化などは考えていなかったわけですが、ひょんなことからXeon5500のサーバーとWindowsServer2008 64bitを入手し、さらにHyper-VというServer2008に標準搭載されている仮想化アプリの存在を知ることとなり、しかも最近追加したサーバー3台ともServer2008を2003R2にダウンインストールしており、Server2008の仮想化シリアルが三台もあるという、まさしく「神の御信託」とも言えるタイミングのよさで仮想化環境が整っておりました。
そこで、まずはデスクトップで動いていたグループウェアと、Xeon3300+1GB RAMで「遅い」と評判のファイルサーバーを仮想化することにした。
2009年9月14日月曜日
GPOでセカンダリのDNSを設定する
と・・・モバイルがあらゆる場所でつながらなくなりました orz
モバイルとはいえADのメンバーですから当然GPOの影響を受けます。
ってことは、DNSが社内のDNSサーバーのアドレスに固定されてしまいます。
こうなると、ホテルなどあらゆるところでLANが使えなくなります。
まぁ、DNSですからIPアドレス直打ちなら大丈夫なはず。
うん、大丈夫なところもあるんですが、だめなところの方が多いようです。
さらにEmobileもつながらなくなるようです。
docomoは大丈夫なのに、Emobileだけだめ。
社内でのdocomoの圧勝はしばらく続きそうです。
2009年9月10日木曜日
GPOでセカンダリのDNSを設定する方法2
先日「GPOでセカンダリのDNSを設定する方法」で紹介したGPOによるDNSサーバーの設定。
うまくいかないと書いたのですが・・・なんと動いてました。
このGPOで設定したDNSはローカル設定のDNS、すなわちTCP/IPのプロパティーやDHCPで設定されたDNSより優先されるんですね。
しかもそれはipconfigを見てもわからないという困ったちゃんw
じゃぁなんで発覚したかというと、GPOを適応したMobilePcでdocomoのFOMAカードを使ってインターネットへつないでもまったくブラウズできない、でもSSL-VPNで社内LANに参加すればブラウズ可能という怪現象が発生。
ブラウズできないPCでnslookupを掛けると、docomoからDHCPで割り当てられているDNSでは無く社内のDNSを見に行っていることが判明。
そこで試しに社内のPCでTCP/IPプロパティーのDNSにでたらめな数値を入れてみると・・・おぉ!普通にブラウズできるwww
ん~GPO恐るべし。
ちなみにGPOでセカンダリDNSを設定する場合は、プライマリDNSのアドレスの後にスペースを入れてセカンダリのアドレスを入れるだけでOKです。
追記:モバイル環境下で不具合が出る事があります。
詳しくは こちらの記事 を。
追記:モバイル環境下で不具合が出る事があります。
詳しくは こちらの記事 を。
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